ストーリー(作者様HPより抜粋)
食料難の世の中。
仲間達とスーパーを襲撃して食いつないでいるナオ。
ある日の襲撃後から、全てが変わった。
狂い始めた価値観と、ルールを失った社会。
閉鎖的な病院の中で突然息絶える人々。
いったい何が起こっているのか──。
ミステリー要素を含んだサスペンス。
波に呑まれながら、必死にもがくナオが迎える結末とは。
総プレイ大体4時間程度。選択肢によって迎えるEDが変わります。
年齢制限は特に無いが、グロテスクなシーンがあるので苦手な人には向ません。
『生死』をテーマにした作品。
*管理人のコメント
とてもシリアスなストーリー
自殺によって自らの命を落とす人が多い今の世の中にとって、こうゆう作品には痛感させる何かがある。
このゲームの世界観は常に死が付きまとっているからだ。
人生に絶望している人ほど、私は是非プレイしてほしい作品だと思う。
TRUE EDを迎えた後には、きっと生死について考えさせてくれるだろう。
すべてのEDを埋めた後、オマケで後日談SSを読むことができます。
良い点
・EDを迎える為のヒントがある
・音楽鑑賞がある
・ある意味考えさせてくれるストーリー内容
悪い点
・ロードしても章題の初めからになってしまう。
・未読でもスキップしてしまう。
作者 :西 邑倖
『死に至る病』公開サイト
http://yamai.kurushiunai.jp/
*ここから先は超個人的の感想+ネタバレ有り。
あまり詳しい事は書いてないけど重大なネタバレがあるので、自己責任にて観覧してください。
食料難ってけして馬鹿にできるものではないと思う。
事実上今でも昔と比べて食料は減ってきているので、この先の未来ではありうる出来事かもしれない。
主人公は法を犯してて留置所に入れられるのだけど、そこで起きた現実に絶望して一度死にたいと思う。
プレイすれば分るだろうけど、確かにあんな状況の中でまで生きていたいとは思わない。
人肉を食ってまでまでなんて尚更だ。
死の原因(NGワード)を知った時はこんな爆弾いらねー。とか思ったけど、もしもこんな世界の中で生きていくのなら断言は出来ないかもしれない。
希望を捨てるわけではないけど、現実に絶対に助からない状態に陥ってしまったら、せめて楽に死にたいとは思うわけだし。
TRUE EDではどんでん返しをくらった。神月や病院の人間は決して悪い人たちではなかったからだ。
その人はその人なりの事情があって研究をしていたのだ。神月の人体実験は許されるわけじゃないけど、あんな最後を見せられたら切なさが残ってしまう。神月は家族が惨殺された日から死にたかったんじゃないのかな。筧の潔さや主人公の前向きに生きていく姿勢など余韻の残るラストだった。
それとワードを打ち込むとこでは不覚にも笑った。
シニタイって打ったら本当にBAD EDとは直行過ぎるw
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